給湯機能付エアコン
目的
日本の家庭では、給湯がエネルギー消費全体の約3分の1を占めており、もっとも大きな消費用途になっています。 そのため、環境にやさしい暮らしを実現するには、給湯に使うエネルギーを減らすことがとても重要です。 従来のガスを使う給湯器から、より省エネ性能の高い高効率給湯器への切り替えが求められていますが、 ヒートポンプ式給湯器(エコキュートなど)は設置に広いスペースが必要な場合が多く、 マンションなど設置場所が限られた住宅では普及が進みにくい課題があります。 そこで私たちは、限られたスペースでも設置できる新しい高効率給湯システムとして、 エアコンに給湯機能を組み合わせた「給湯機能付きエアコン」の研究・開発に取り組んでいます。 集合住宅でも導入しやすく、環境負荷の低減に貢献できる給湯システムの実現を目指しています。

実施概要
給湯付エアコンのコンセプト)
- エアコンに給湯機能を付与 (給湯機能付エアコン)
- エアコン室内機と並列に温水熱交換器を追加設置し、暖房中の給水加熱を実現
- 製造した温水は、集合住宅でも設置容易な小型タンク(70L~160L)に貯湯
- ふろ湯張(180L)での湯切れを回避するため、バックアップとしてガス給湯器を併設
- ※エアコン冷房中は、給湯はできない。
- →設置制約の厳しい物件に導入可能となる
検討事項)
- 給湯と暖房を同時に使う時の動作の最適化
- 1日の生活を模した「モード試験方法」の構築
- 給湯と暖房を併用している時の「効率の測定方法」の整理

成果の適用先・事例
給湯付エアコンは、給湯器の設置制約が厳しい集合住宅 および 狭小戸建住宅への設置を目指しております 。
担当部署
経営技術戦略研究所 技術開発部 エネルギーソリューションエリア











